棟方志功が疎開していた福光の家

まだ、一度も行っていなかった富山県南砺市福光、棟方志功が疎開していた家
愛染苑(移築)を見学した。昭和21年から昭和26年まで滞在、その間、
この居において多くの作品を制作した。

棟方が残した、板戸の絵は画家のほとばしる情熱が伺える、聞きしに勝るもの。

便所の観音像はトイレの神様を彷彿させる。

民芸の友人達の寄せ書き、当時の白樺派の交友が伺える。

武者小路実篤の短冊と、濱田庄司作の火鉢が何気なく飾ってある。

北陸銀行が棟方に依頼したカレンダーの実物。

手前から水屋、洗い場、竈と質素な生活風景が見て取れる。

本当にシンプルな平家の8帖間で制作を行っていた。



 

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